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春です。桜です。新年度です。

期待に胸を膨らませ、入学を控えている皆さん、

新たな人生を切り拓いてください。

そして晴れて社会人になる皆さん、

世間はそんなに甘くない!

社会人ということは同じ土俵です。もう容赦はしません。

 

学生にとって4月は新しい学年のはじまりです。

しかし我々大人にとって新年度を迎えることは、そう単純なことでは

ありません。4月が新年度ということは、3月31日が年度末になります。

多くの会社が3月末に決算を迎えます。

そうです、会社に取って1年の締めくくりなのです。

年度末とはようするに、1年の売上を締める日なのです。

営業も管理職もみんなピリピリです。

1年間の売上目標が達成できていなかったりしたら、おおごとになります。

期末テストが悪くて追試を受けるレベルではありません。

学生時代、新年度の席替えにワクワクしますが、社会人の席替えは

ドキドキハラハラです。可愛い娘の隣がいいなぁ~、とか、そんな悠長な

ものではないのです。窓際の席に移動なんてさせられたら、1日中外を見ながら

人生の悲哀を噛みしめる毎日が続くのです。ましてや窓のない資料室なんかに

行かされたら、もうそこは独居房です。1人ではなくても間違いなく独居房です。

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写真はイメージです。

 

読者の中に、そのような境遇の方がいらしたら、心より応援します。

どんな境遇でも、『負けられません勝つまでは』と思い、強い心で居直る根性が必要です。

人生、開き直った者ほど強い人間はいません。

 

就活、婚活、離活など色々な『活』がありますが、先日、耳にしたのは妊活(にんかつ)です。

そうです、妊娠活動のことです。近年は晩婚傾向にあるので、結婚したら早々に

妊娠を希望する方が増えているそうです。妊娠と言いましても、これは正に生命の

神秘の話しですから、一朝一夕に事は進みません。

ほとんどの方は、その方法論をご存知でしょうが、細かな仕組みまで知っている方は

少ないと思います。

簡単に言うと、雄しべと雌しべが出会えばいい訳です。ただし、出会っただけでは

ダメなのです。受精するためには、お互いが元気な状態でないとダメなのです。

例えば女性の場合、元々、卵巣の中に原始卵胞(卵子の元)が数百万個あります。

年齢と共にその数が減少しますし、グレードも下がってくるそうです。お互いが元気で

あればある程、受精率も着床率も上がるそうです。(一概には言えませんが)

となると、男性も同様に元気でなければならないのです。

男性の場合、精巣に精祖細胞という精子の元があり、熟成したものが精子となり精巣

内部で大切に保管されている訳です。ただしあまり長期間保管していると、鮮度が

落ちるのです。先ほども申し上げた通り、お互いが元気でなくてはならないのです。

となると、男性の場合、どのような作業が必要になるかと申しますと、棚卸しです。

棚卸しとは、ずばり、棚卸しです。

ようするに不良在庫になりかけたら、早々に廃棄処分をするということです。

そうすることで、常に新鮮でフレッシュな、実弾がストックされることになります。

ここで1つ問題が発生します。どのようにして、棚卸しをするかです。

裕福な御仁は、吉原あたりでスパーンッ!と景気よく在庫処分すればいい訳ですが、

一般的には中々、難しい訳です。

結果として多くの殿方は、致し方なく1人で棚卸しの作業をすることになるのですが、

ある程度の年齢になると、その作業のことを叱咤激励と言うそうです。

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写真は1例です。

 

間もなく新年度がはじまります。

どうか皆様におかれましては、心身共に元気で、健やかにお過ごし頂き、

時には鼓舞し、自身に対して叱咤激励し、実のある1年にして頂きたい

と切に願うばかりです。